箱根駅伝2019展望~東洋大学編~
- 作者: 陸上競技マガジン編集部
- 出版社/メーカー: ベースボール・マガジン社
- 発売日: 2018/05/01
- メディア: 雑誌
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<東洋大学 今年の戦略>
昨年は総合2位も往路優勝を果たし、勢いを感じさせた東洋大学。昨年の箱根経験者が9名残るだけに、今年も打倒青山学院の一番手であることは間違いない。往路4区までで戦えるメンバーは充実しているだけに、課題となるのは山登りと復路の計6区間である。昨年は5区田中6区今西という布陣で挑んだが、青山学院には3分以上のタイム差を付けられている。主力メンバーとしては4年生の山本・小笹、3年生の相澤・渡邊、2年生の西山・吉川がいる。ここに他のメンバーがどれくらいひっ迫できるかが課題となるだろう。
<来年の箱根駅伝予想オーダー>
1区、西山和弥
2区、相澤晃
3区、中村駆
4区、山本修二
5区、吉川洋次
6区、今西駿介
7区、大森竜之介
8区、田中龍誠
9区、渡邊奏太
10区、小笹諒
<戦略>
前回同様、往路に主力を投入した前半型のオーダー。前回タイム差を開けられた5区には、2年生吉川を投入してみる。一方で復路には2年生でスピードのある大森を7区に投入し、力のある渡邊、小笹を9区10区に配置。ラスト勝負に持ち込みたい。青山の6区小野田は、東洋今西に比べ1分30以上のアドバンテージを稼ぐ力があるため、往路時点では、少なくとも青山を2分近くは話しておく必要がある。