襷―駅伝から世界へ―

2019年より、箱根・全日本・出雲を中心に大学駅伝情報を随時更新します。また今後は様々なジャンルのブログを開設予定です。

箱根駅伝2019出場校決定!!

箱根駅伝出場23大学決定!!

箱根駅伝 2019年】

<シード10校>

青学大

東洋大

早大

日体大

東海大

法大

城西大

拓大

帝京大

中央学院大

<インカレ枠1校>

日大

<予選会11校>

駒大

順天堂大

神奈川大

國學院大

明治大

東京国際大

大東大

中央大

国士舘大

山梨学院大

上武大

➕関東学生連合

駅伝シーズン到来!総括2018シーズン

陸上競技マガジン 2018 夏号 (陸上競技マガジン8月号増刊)

駅伝ファンの皆様、お久しぶりです!

前回更新からかなり空いてしまいました!ごめんなさい!

10月に入り、各大学の動き、戦力予想をしていきます。


<青山学院大学>

昨年4区の梶谷、5区山登りの竹石、6区山下りの小野田らがタイムを伸ばしている。しかし、2年生以下はなかなかタイムが伸びて来ない。区間の適性を見出しているため、箱根では有利といえるが、出雲、全日本はどうか。


<東洋大学>

西山、相澤の1.2区コンビが絶好調。6区山下りの今西、ルーキーの鈴木宗孝もベスト更新。1万メートル28分台のエース山本、渡邊の状態がどこまで上がってくるか。


<早稲田大学>

1年生のリクルート大成功の早稲田。中谷雄飛は早速の駅伝デビューも期待。主力では昨年花の2区を走った太田がベスト更新。しかしその他の主力は厳しいか。1年生の健闘が鍵となる。


<日本体育大学>

3年生エースの中川、山口、2年生の岩室が調子を上げているが、他の4年、3年生は調子が上がらず。上級生の奮起が鍵となる。


<東海大学>

1万mの持ちタイムは全チームでトップ。スピードに磨きをかけた黄金世代も今年で3回目の駅伝シーズンとなる。1年生のリクルートも成功しているだけに、結果を出せるか。


<法政大学>

6区山下りの佐藤は今季28分35秒のチームトップタイムを記録。山下りだけではなく花の2区起用もあるか。4年生の土井、矢嶋、東福があまり調子があがらない。上級生の調子次第では、トップ5に入ることも可能か。


<城西大学>

記録の更新がない城西大学。経験者は多く残り、砂岡を始め良い1年生も入っている。駅伝シーズン中にどこまで調子を上げられるか。


<拓殖大学>

キャプテンに就任した留学生ランナーのデレセはベストタイム更新。経験者が多いものの、馬場、赤崎ら他の主力はなかなか調子があがらない。彼らの奮起に期待。


<帝京大学>

畔上、竹下ら主力も今年が最終学年。6区山下りの横井は往路起用もあり得る。さらに3年生の経験者も多く、箱根未出場の2年生コンビ小野寺、星も良いタイムをもっている。

今年こそ悔いのない結果を出せるか。


<中央学院大学>

今シーズンのダークホース的存在。3年生エースの横川、高砂に加え、川村が28分39秒の自己ベストを更新。2年生の高橋、石綿らもタイムを更新し、チーム状態が非常に良い。今年は出雲から好記録を出せるか。


<日本大学>

関東インカレを制覇し、箱根出場を決めた日大。エースのワンブイは絶好調だが、他の主力が芳しくない。経験者は4年生ワンブイと、3年生小坂、阿部の3名のみ。1.2年生の持ちタイムが良いので、何とかシードを取れる状態までもっていきたい。


次回は予選会校の総括です!


陸上競技マガジン 2018 夏号 (陸上競技マガジン8月号増刊)

全日本大学駅伝 展望

全日本大学駅伝の出場校が決定した。関東からは15大学が選出、熾烈な争いが繰り広げられるだろう。


〜出場校一覧〜

神奈川大学

東海大学

青山学院大学

駒澤大学

東洋大学

中央学院大学

早稲田大学

法政大学

國學院大学

城西大学

明治大学

帝京大学

日本体育大学

順天堂大学

日本大学


<区間>

1区9.5km

2区11.1km

3区11.9km

4区11.8km

5区12.4km

6区12.8km

7区17.6km

8区19.7km


スタートの1区は10kmに満たない、最短区間。スピード自慢のランナーが集結するだろう。7区は19.7kmと距離が伸びたが、果たしていかに。


次は各大学のエントリーと戦術を予想!



箱根駅伝2019展望〜早稲田大学〜

早稲田大学 今年の戦略>

昨年は総合3位の早稲田。今年はリクルートに大成功し、さらなる期待がかかる一年だ。中谷、半澤、千明は同学年の中でも力のあるランナー達。彼らの活躍が今年の早稲田を左右するだろう。

 

<来年の箱根駅伝予想オーダー>

1区、中谷雄飛

2区、太田智樹

3区、半澤黎斗

4区、永山博基

5区、千明龍之介

6区、渕田拓臣

7区、宍倉健浩

8区、太田行紀

9区、清水勘太

10区、新迫志希

 

<戦略>

一年生を1.3.5区の主力区間に配置。昨年の東洋大のように快走する可能性もあれば、一昨年の東海大のようにブレーキとなる可能性もある。その為にも2区太田と、4区永山のダブルエースにはタイムをしっかり稼ぐ必要があるだろう。復路に関しては、これまで出場出来なかった新迫、宍倉の準エースがタイムを稼げるかが鍵となる。

箱根駅伝2019展望~東洋大学編~

東洋大学 今年の戦略>

昨年は総合2位も往路優勝を果たし、勢いを感じさせた東洋大学。昨年の箱根経験者が9名残るだけに、今年も打倒青山学院の一番手であることは間違いない。往路4区までで戦えるメンバーは充実しているだけに、課題となるのは山登りと復路の計6区間である。昨年は5区田中6区今西という布陣で挑んだが、青山学院には3分以上のタイム差を付けられている。主力メンバーとしては4年生の山本・小笹、3年生の相澤・渡邊、2年生の西山・吉川がいる。ここに他のメンバーがどれくらいひっ迫できるかが課題となるだろう。

 

<来年の箱根駅伝予想オーダー>

1区、西山和弥

2区、相澤晃

3区、中村駆

4区、山本修二

5区、吉川洋

6区、今西駿介

7区、大森竜之介

8区、田中龍誠

9区、渡邊奏太

10区、小笹諒

 

<戦略>

前回同様、往路に主力を投入した前半型のオーダー。前回タイム差を開けられた5区には、2年生吉川を投入してみる。一方で復路には2年生でスピードのある大森を7区に投入し、力のある渡邊、小笹を9区10区に配置。ラスト勝負に持ち込みたい。青山の6区小野田は、東洋今西に比べ1分30以上のアドバンテージを稼ぐ力があるため、往路時点では、少なくとも青山を2分近くは話しておく必要がある。

箱根駅伝2019🎽青山学院大学

大学駅伝 2018 春号 (陸上競技マガジン6月号増刊)

大学駅伝 2018 春号 (陸上競技マガジン6月号増刊)

<青山学院大学 今年の戦略>
 見事に4連覇を達成し、黄金時代に突入したかに見える青山学院だが、近年は上級生の活躍が目立つ一方、下級生がなかなか伸びてこない。今の3年生は鈴木と竹石が引っ張っているものの、2年生では神林が出雲駅伝に出場したのみにとどまった。さらに1年生のリクルートも、東海、早稲田、中央といったライバル校に負ける形となった。更なる黄金時代を築いていくためには、1.2年の若手から、即戦力を育てる必要がある。

<来年の箱根駅伝予想オーダー>
1区 : 鈴木塁人3
2区 : 森田歩未4
3区 : 林 慧介4
4区 : 橋詰大慧4
5区 : 竹石尚人3 
6区 : 小野田勇次4
7区 : 湯原啓吾1
8区 : 吉田祐也3
9区 : 神林勇太2
10区 : 橋間貴弥4

<戦略>
鈴木、森田でトップに立ち、前回7区区間新の林を3区、1万m28分台の橋詰を4区、前回優勝の立役者竹石と小野田が5区6区に控えており、ここまでで勝負は決まるだろう。6区までで他校との差がなければ、優勝は分からなくなるだけに、6区までが勝負と言えるだろう。

箱根駅伝2019展望その8

大学駅伝 2018 春号 (陸上競技マガジン6月号増刊)

大学駅伝 2018 春号 (陸上競技マガジン6月号増刊)

2014年以来、箱根から遠ざかっているが今年はエース小山を中心に、出場する最大のチャンスだろう。下級生では平井や川田らがタイムを伸ばしており、小山に次ぐ準エースが出てきてほしいところだ。
<箱根駅伝オーダー予想>
1区.川田裕也
2区.小山直城
3区.金子鷹
4区.高田悠太
5区.平井陽大
6区.山口武
7区.今井開登
8区.工藤楓
9区.加藤大
10区.田中健

専修大も最後に箱根駅伝へ出場したのは2014年。伝統校も長らく箱根駅伝からは遠ざかっている。Wエースの和田、長谷川は共に、1万m28分台の好タイムを持っているが、それ以降のランナーがなかなか出てこない現状にある。今年は数少ない箱根駅伝のチャンスだけに、何とか本戦出場を果たしたい。
<箱根駅伝オーダー予想>
1区.長谷川柊
2区.和田照也
3区.佐藤雄基
4区.小林彬寛
5区.宮下晴貴
6区.塚原淳之
7区.野雅博
8区.川平浩之
9区.西川優樹
10区.横山絢史

近年戦力ダウンが加速している山梨学院。今年はニャイロ、永戸のWエースが最終学年となるため、何としてもシード権は確保したい。3.4年生主体のチームであるため、上級生の底上げはもちろん、下級生の育成にも力を入れる必要があるだろう。
<箱根駅伝オーダー予想>
1区.永戸聖
2区.Dニャイロ
3区.首藤貴樹
4区.中村幸成
5区.井上広之
6区.出来場風吹
7区.久保和馬
8区.矢島洸一
9区.川口竜也
10区.藤田義貴

次回からは、各チームの戦略について詳しく見ていく(予選会校はあくまで出場過程の上)