襷―駅伝から世界へ―

2019年より、箱根・全日本・出雲を中心に大学駅伝情報を随時更新します。また今後は様々なジャンルのブログを開設予定です。

箱根駅伝2019 各大学振り返り編!

こんにちは!襷です!

2日間に渡る箱根駅伝、とても盛り上がるレースでした!今大会も様々なドラマがありました!


それでは、今大会の成績を各大学ごとに振り返っていきましょう!


総合1位:東海大学10:52:09

(往路2位、復路2位)

1区.鬼塚翔太(3)区間6位

2区.湯澤 瞬(4)区間8位

3区.西川雄一郎(3)区間7位

4区.館澤亨次(3)区間2位

5区.西田壮志(2)区間2位

6区.中島怜利(3)区間2位

7区.阪口竜平(3)区間2位

8区.小松陽平(3)区間1位(新記録)

9区.湊谷春紀(4)区間2位

10区.郡司陽大(3)区間3位

今大会の東海大学はとにかく「強さ」が際立った。1区鬼塚、2区湯澤、3区西川は最低限の走りで、繋げたことが東海大の勢いを作った。4区館澤は青山学院を逆転して2位に。5区西田は、先頭の東洋大を1分30秒縮める快走。ここから流れは東海大に傾いていた。復路は6区中島、7区阪口で東洋大との差を4秒まで詰めると、8区小松が区間新記録の走りで、先頭に。見事に総合優勝を果たした。


総合2位:青山学院大学10:55:50

(往路6位、復路1位)

1区.橋詰大慧(4)区間3位

2区.梶谷瑠哉(4)区間10位

3区.森田歩未(4)区間1位(新記録)

4区.岩見秀哉(2)区間15位

5区.竹石尚人(3)区間13位

6区.小野田勇次(4)区間1位(新記録)

7区.林 圭介(4)区間1位

8区.飯田貴之(1)区間2位

9区.吉田圭太(2)区間1位

10区.鈴木塁人(3)区間2位

采配ミスにより、2位に終わった青山学院。誤算となった4区岩見と5区竹石だが、本来は2区にキャプテン森田、3区に鈴木、4区梶谷という区間配置が出来れば、流れは青山学院に傾いていただろう。青山学院楽勝ムードは流れていたが、世間の報道とは裏腹に、青山学院の内情は厳しかったと思われる。


総合3位:東洋大学10:58:03

(往路1位、復路5位)

1区.西山和弥(2)区間1位

2区.山本修二(4)区間4位

3区.吉川洋次(2)区間4位

4区.相澤 晃(3)区間1位(新記録)

5区.田中龍誠(2)区間8位

6区.今西駿介(3)区間3位

7区.小笹 諒(4)区間3位

8区.鈴木宗孝(1)区間4位

9区.中村拳悟(4)区間19位

10区.大澤 駿(2)区間10位

今回の東洋大は往路に関しては、ほぼ100点の走りだった。単純に7区以降の層の薄さが響いた。8区のルーキー鈴木は、昨年の区間賞下田とほぼ同タイムだったので、ここは仕方ないとして、9区と10区が二桁順位ではいけない。来年度は選手層を厚くすることが課題になる。


総合4位:駒澤大学11:01:05

(往路4位、復路4位)

1区.片西 景(4)区間7位

2区.山下一貴(3)区間9位

3区.中村大聖(3)区間4位

4区.加藤 淳(2)区間11位

5区.伊東颯大(2)区間4位

6区.中村大成(3)区間4位

7区.小島海斗(3)区間4位

8区.伊勢翔悟(4)区間4位

9区.堀合大輔(4)区間5位

10区.下 史典(4)区間11位

復活の駒澤大、シード権返り咲きである。レースを見てみると、安定した順位で堅実に繋いでいる。2区山下は昨年のリベンジを果たす走りで、3区中村大聖へ繋ぐ。中村大聖は3人抜きの活躍で、4位へ順位を上げると、4区以降はその順位を守り切った。来年度も層が厚い駒澤大


総合5位:帝京大学

(往9位、復3位)

1区.竹下 凱(4)

2区.畔上和弥(4)

3区.遠藤大地(1)

4区.横井裕仁(4)

5区.小野寺 悠(2)

6区.島貫温太(3)

7区.岩佐壱誠(3)

8区.鳥飼悠生(2)

9区.小森稜太(3)

10区.星 岳(2)

2区畔上で14位と出遅れた帝京大だったが、3区ゴールデンルーキーの遠藤が見事な走りだった。8人抜きの区間2位の快走で6位へジャンプアップ。5区小野寺で9位へ後退するも、6区島貫が2人抜き、9区小森、10区星は区間賞の走りで、それぞれ1人ずつ交わし、最後は5位フィニッシュを果たした。来年こそは大学最高順位を狙う。


総合6位:法政大学

(往7位、復8位)

1区.佐藤敏也(3)

2区.坂東悠太(4)

3区.岡原仁志(3)

4区.狩野拓巳(4)

5区.青木涼真(3)

6区.坪井 慧(3)

7区.土井大輔(4)

8区.鎌田航生(1)

9区.大畑和真(4)

10区.鈴木亮平(4)

山下りのスペシャリスト佐藤は1区にコンバート。ハイレベルな1区で区間5位に割り込む。2区〜4区で12位まで後退するも、5区青木が圧巻の7人抜きで、往路は5位。復路は6区坪井が、区間新記録を出した小野田と競り合う大健闘。10区鈴木が帝京大に交わされ、6位フィニッシュも、力を出し切った。


総合7位:國學院大学

(往3位、復13位)

1区.藤木宏太(1)

2区.土方英和(3)

3区.青木祐人(3)

4区.茂原大梧(3)

5区.浦野雄平(3)

6区.江島峻太(4)

7区.蜂谷瑛拡(4)

8区.殿地琢郎(1)

9区.長谷勇太(4)

10区.小中駿佑(4)

往路は、過去最高の出来だった國學院。1区藤木が区間10位で先頭の見える位置で渡すと、2区土方は1時間7分53秒の國學院記録で4人抜き。3区青木も東海大と競りながら5位に浮上。4区茂原は区間14位と振るわなかったが、5区エースの浦野が3人抜きの区間新記録で往路最高の3位フィニッシュ。復路は少しずつ順位を落とす苦しい展開だったが、ブレーキなく、総合7位でフィニッシュした。来年も往路のメンバーが全員残る國學院大学。非常に楽しみだ。


総合8位:順天堂大学

(往7位、復12位)

1区.澤藤 響(3)

2区.塩尻和也(4)

3区.橋本龍一(3)

4区.小林 聖(4)

5区.山田 攻(4)

6区.清水颯大(2)

7区.藤曲寛人(3)

8区.金原弘直(4)

9区.吉岡幸輝(4)

10区.鈴木雄大(3)

復路を粘り切り、シード権獲得の順天堂大学。2区塩尻が遂に順大OB三代さんの記録を更新、10人抜きの快走で9位に上げると、5区山田が4人抜きの快走で、往路7位でフィニッシュした。復路は6区清水が8位に順位を下げるも、全区間ブレーキなく無難に繋いだ。


総合9位:拓殖大学

(往8位、復15位)

1区.赤崎 暁(3)

2区.Wデレセ(4)

3区.馬場祐輔(4)

4区.石川佳樹(2)

5区.戸部良佑(4)

6区.硴野魁聖(4)

7区.吉原遼太郎(2)

8区.白髪大煇(4)

9区.清水峻太(2)

10区.松岡涼真(2)

苦しい流れの中で、シード権を死守した。8位の順大と同様に1区赤崎が出遅れるも、2区デレセが6人抜き、3区馬場が2人抜き、4区石川と5区戸部が1つずつ上げて、往路は8位でフィニッシュした。6区硴野が若干ブレーキとなり、シード権争いに巻き込まれるが、とにかく復路は粘った。特に10区松岡は11位の明治が近づいてくるプレッシャーの中、前の中央学院を冷静に追い抜き、9位で大手町に帰ってきた。


総合10位:中央学院大学

(往10位、復14位)

1区.川村悠登(3)

2区.高橋翔也(2)

3区.栗原啓吾(1)

4区.有馬圭哉(3)

5区.高砂大地(3)

6区.樋口 陸(4)

7区.吉田洸太(1)

8区.大濱 輝(2)

9区.釜谷直樹(4)

10区.石綿宏人(2)

キャプテン廣、昨年2区の市山、3年生エース横川が走れない今大会。1区川村、2区高橋で16位とピンチになったが、4区有馬が2人抜き、5区高砂が3人抜きの快走で、往路はシード権内の10位フィニッシュ。7区ではルーキー吉田が1度は明治にかわされるが、後半に巻き返して10位を死守した。8区大濱の快走もあり、9区10区と少し苦しんだが、シード権は確保できた。


総合11位:中央大学

(往11位、復8位)

1区.中山 顕(4)

2区.堀尾謙介(4)

3区.三須健ノ介(2)

4区.池田勘太(2)

5区.岩原智昭(2)

6区.舟津彰馬(3)

7区.関口康平(4)

8区.矢野郁人(2)

9区.苗村隆広(4)

10区.川崎新太郎(2)

惜しいレースだった。1区中山、2区堀尾が東洋大と先頭争いする姿は、名門中大を印象づけた。今大会の誤算は5区6区。5区経験者の畝は故障のため、箱根に間に合わず、代わりに走った岩原は区間20位。後続から速いランナーが追いかけており、レース展開も難しかった。6区も昨年経験者の冨原ではなく、舟津を起用。舟津は本調子ではなかったため、期待されるようなタイムは出せなかった。


総合12位:早稲田大学

(往15位、復7位)

1区.中谷雄飛(1)

2区.太田智樹(3)

3区.千明龍之介(1)

4区.清水勘太(4)

5区.大木皓太(2)

6区.渕田拓臣(2)

7区.真柄光祐(3)

8区.太田直希(1)

9区.新迫志希(3)

10区.小澤直人(4)

戦前より厳しい予想がなされていたが、その通りとなってしまった。ダブルエースの永山、太田の調子があがらず、5区出走予定の吉田はクリスマスイブに交通事故で出走できず。それでも1区中谷、3区千明、6区渕田、9区新迫らが好走。来年に期待だ。


総合13位:日本体育大学

(往16位、復6位)

1区.池田耀平(2)

2区.山口和也(3)

3区.岩室天輝(2)

4区.廻谷 賢(3)

5区.室伏穂高(4)

6区.濱田 諒(3)

7区.志賀康太(4)

8区.森田涼太(3)

9区.林田元輝(4)

10区.中川翔太(3)

1区池田、2区山口と滑り出しはまずまずだったが、期待の3区岩室、4区廻谷で後退。9区では林田の好走でシード権争いに加わるも、最終的には総合13位。厳しい結果に終わった。昨年3区経験者の三原、キャプテンの宮崎らが出場できなかった事も影響しているだろう。


総合14位:日本大学

(往13位、復15位)

1区.横山 徹(2)

2区.Pワンブイ(4)

3区.野田啓太(2)

4区.武田悠太郎(2)

5区.鈴木康平(1)

6区.宮崎祐喜(2)

7区.加藤拓海(4)

8区.松木之衣(3)

9区.阿部 諒(3)

10区.金子智哉(3)

2区ワンブイの13人抜きが強烈だったが、それ以上に粘れる選手が増えた印象。下級生中心のチームは来年も期待できる。特に4区武田、5区鈴木、8区松木は粘りの走り。来年は北野ら1年生と2年生竹元らが力をつければ、シード権に近づけるだろう。


総合15位:東京国際大学

(往2位、復2位)

1区.Mタイタス(3)

2区.伊藤達彦(3)

3区.真船恭輔(3)

4区.相沢悠斗(3)

5区.加藤純平(2)

6区.河野 歩(4)

7区.芳賀宏太郎(1)

8区.山瀬大成(3)

9区.浦馬場裕也(4)

10区.内山涼太(2)



総合16位:神奈川大学

(往2位、復2位)

1区.山藤篤司(4)

2区.越川堅太(3)

3区.井出孝一(2)

4区.枝村高輔(4)

5区.小笠原峰士(2)

6区.荻野太成(3)

7区.多和田涼介(4)

8区.安田 響(1)

9区.北崎拓矢(2)

10区.佐久間裕起(4)



総合17位:明治大学

(往2位、復2位)

1区.鈴木聖人(1)

2区.中島大就(3)

3区.阿部弘輝(3)

4区.三輪軌道(3)

5区.酒井耀史(2)

6区.前田舜平(2)

7区.小袖英人(2)

8区.角出龍哉(4)

9区.村上純大(2)

10区.坂口裕之(4)



総合18位:国士館大学

(往2位、復2位)

1区.住吉秀昭(4)

2区.Rヴィンセント(1)

3区.多喜端夕貴(4)

4区.戸澤 奨(4)

5区.鼡田章弘(3)

6区.高田直也(4)

7区.長谷川潤(1)

8区.藤江千紘(4)

9区.石川智康(3)

10区.加藤直人(3)



総合19位:大東文化大学

(往2位、復2位)

1区.新井康平(4)

2区.川澄克弥(3)

3区.齋藤 諒(4)

4区.奈良凌介(3)

5区.佐藤弘規(3)

6区.藤岡賢蔵(2)

7区.三ッ星翔(2)

8区.片根洋平(1)

9区.谷川貴俊(4)

10区.中神文弘(4)



総合20位:城西大学

(往2位、復2位)

1区.鈴木勝彦(4)

2区.金子元気(4)

3区.中島公平(4)

4区.西嶋雄伸(3)

5区.服部潤哉(4)

6区.松尾鴻雅(1)

7区.雲井峻太(2)

8区.大石 巧(4)

9区.中原佑仁(3)

10区.大里凌央(2)



総合21位:山梨学院大学

(往22位、復19位)

1区.清水鐘平(4)

2区.永戸 聖(4)

3区.中村幸成(3)

4区.宮地大輝(3)

5区.久保和馬(4)

6区.池田眞臣(4)

7区.川口竜也(4)

8区.山田大輔(3)

9区.森山真伍(2)

10区.片山優人(3)



総合22位:上武大学

(往20位、復22位)

1区.斎藤 優(3)

2区.太田黒卓(4)

3区.鴨川源太(3)

4区.石井 遼(4)

5区.橋立 施(3)

6区.佐々木 守(3)

7区.坂本貫登(2)

8区.岩崎達洋(2)

9区.松下恭一郎(4)

10区.大森 樹(4)



オープン参加:関東学連選抜

(往2位、復2位)

1区.近藤修一(東大4)

2区.西沢晃佑(駿河大4)

3区.鈴木大海(創価大2)

4区.国川共朗(麗沢大3)

5区.相馬崇史(筑波大3)

6区.古林潤也(防衛大2)

7区.田中健佑(東農大2)

8区.鈴木悠太(平成国際4)

9区.鈴木 陸(明治学院2)

10区.米井翔也(亜細亜大4)