襷―駅伝から世界へ―

2019年より、箱根・全日本・出雲を中心に大学駅伝情報を随時更新します。また今後は様々なジャンルのブログを開設予定です。

第95回箱根駅伝〜往路振り返り編〜

こんばんは!襷です!

本日の箱根駅伝、様々な波乱がありましたね!王者青山学院を阻止すべく、各校が本当に力をつけてきています!


では、まずは本日の箱根駅伝をサクッと振り返り。


1区: スタート直後に大東大の新井が転倒し、足を負傷。足を引きずりながらも力走を見せ、しっかりと2区の川澄に繋いだ。先頭争いは、六郷橋東洋大の西山がスパート。中央大の中山とデッドヒートを繰り広げるが、最後は競り勝ち、2年連続のトップ通過。その後ろに中央、青山学院、法政、早稲田と続く。


2区: 先頭争いは東洋大 山本と中央大 堀尾のマッチレースが19キロ過ぎまで続き、最後はそこに追いついた国士館のヴィンセントが山本をパスし、46年ぶりに国士館が戸塚中継所を1位通過した。後方では17位スタートのワンブイ(日大)が13人抜きと歴代2位の好タイム、19位スタートの塩尻(順大)も日本人歴代最速タイムで走り、10人抜きを演じている。なお大東大はこの区間で繰り上げスタートに。順位は国士館、東洋大、中央、日大、東海大と続く。


3区:青山学院大の森田がこの区間にエントリー、2区梶谷が8位まで順位を下げるが、森田は先頭に立った東洋大まで交わし、7年ぶりとなる区間新記録を樹立。完全復活を遂げて見せた。後方では、帝京大のゴールデンルーキー遠藤が8人抜き、明治大の阿部が5人抜きを成し遂げた。順位は青山学院、東洋大、駒沢大、東海大國學院と続く。


4区:東洋大の相澤が、青山学院の岩見を交わし、とてつもないペースで独走。従来の記録を1分30秒も縮める区間新記録であった。岩見は東海大の館澤にも交わされ、3位に後退。5連覇に暗雲が立ち込める。後方では、明治大の三輪が4人抜き、早稲田大の清水が3人抜きで追い上げる。順位は、東洋大東海大、青山学院、駒沢大、帝京大と続く。


5区:逃げる先頭の東洋大に、2位の東海大西田が猛烈なペースで追い上げ。優勝候補筆頭の青山学院竹石は、ペースが上がらず逆に、國學院、駒沢大、法政大に交わされてしまう。後方ではシード圏内の中央、東京国際が大きく遅れ、法政大の青木が7人抜き、中央学院高砂が3人抜きでシード圏内に突入した。往路優勝は2年連続で東洋大。2位東海大、以下國學院、駒沢大、法政大、青山学院と続く。


次回は各チームの往路振り返りと復路の戦略立てに関して!