箱根駅伝2019展望 その3

大学駅伝 2018 春号 (陸上競技マガジン6月号増刊)

<総合7位:城西大学>

 昨年は往路5区で服部が4人抜きの快走で6位フィニッシュすると、復路も大崩れすることがなく、総合7位でレースを終えた。今年は1年生の砂岡、松尾らが入学し、期待のできる新入生が増えてきた印象だ。今年も故障者が出なければ、シード権獲得は有力だ。

<箱根オーダー予想>

1区:西島雄伸

2区:金子元気

3区:中島公平

4区:大石巧

5区:服部潤哉

6区:菊地駿也

7区:野上亮裕

8区:砂岡拓磨

9区:荻久保寛也

10区:中谷貴弘

<総合8位:拓殖大学>

 拓大史上最高の出来栄えで臨んだ昨シーズンは総合8位。今年はその駅伝メンバーが、9人残るため、昨年以上の結果が期待されている。新入生のリクルートはあまりうまくいかなかったが、中井、楠本ら下級生がベストを更新し、戦力も厚みを帯びてきている。目指すは2011年以来の総合7位以上だ。

<箱根オーダー予想>

1区:馬場祐輔

2区:Wデレセ

3区:赤崎暁

4区:清水峻太

5区:戸部凌介

6区:硴野魁星

7区:石川佳樹

8区:吉原遼太郎

9区:中井慎吾

10区:鈴見侑大

<総合9位:帝京大学>

 昨年は総合9位と結果が出なかった、帝京大学。今年は主力の畔上・竹下らが最終学年を迎えるため、勝負の年となるだろう。中野監督のリクルートは今年も成功し、1年生の遠藤は早くも1万メートル29分32秒を記録し、これからの帝京大学を引っ張る存在となるだろう。

<箱根オーダー予想>

1区:竹下凱

2区:畔上和弥

3区:遠藤大地

4区:岩佐壱成

5区:横井裕仁

6区:平田幸四郎

7区:吉野貴大

8区:小野寺悠

9区:星   岳

10区:島貫温太

<総合10位:中央学院大学>

 高砂の欠場、横川・藤田のブレーキと度重なるアクシデントを乗り越え、何とかシード権を確保した昨年。今年は栗原や糸井ら有力な一年生が多数入学し、さらに選手層が熱くなっている。安定した総力を誇る中央学院大学だが、1区大森と5区細谷の抜けた穴を、どう埋めるかがポイントとなってくるだろう。

<箱根オーダー予想>

1区:横川巧

2区:高砂大地

3区:市山翼

4区:栗原啓吾

5区:有馬圭哉

6区:樋口陸

7区:石綿宏人

8区:廣 佳樹

9区:高橋翔也

10区:福岡海統

次回は、中央大学、明治大学、駒澤大学編です！