襷―駅伝から世界へ―

2019年より、箱根・全日本・出雲を中心に大学駅伝情報を随時更新します。また今後は様々なジャンルのブログを開設予定です。

第94回箱根駅伝総括〜城西大学〜

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総合7位;城西大学(11:12:12) 

往路6位(5:33:19)

復路8位(5:38:53)


1区

西嶋雄伸(2)

1:03:18(18)


2区

菅真大(4)

1:09:31(12)


3区

中島公平(3)

1:04:27(13)


4区

金子元気(3)

1:03:02(4)


5区

服部潤哉(3)

1:13:01(7)


6区

菊地駿也(1)

1:01:06(17)


7区

山本竜也(4)

1:05:04(4)


8区

大石巧(3)

1:06:39(4)


9区

中原祐仁(2)

1:13:14(15)


10区

荻久保寛也(2)

1:12:50(9)


予選会8位通過も、本大会に自信を持っていた城西大学。1区2区で中位をキープし、3区以降で順位を上げる、そして下級生が走る9区10区で再び粘り、シード権を確保したいと櫛部監督は考えていたが、見事にその戦略がはまった。

    1区西嶋は区間18位もトップからわずかに1分差でつなぐと、全日本4区区間賞の菅が5人抜きで13位へ浮上。3区中島も帝京や法政と競りながら、2人を交わして11位。4区の金子は区間4位の好走で10位につけた。この時点で城西大は理想の駅伝レースとなっていたが、最大のサプライズは5区だった。5区を任された3年生の服部は、城西大史上最も山登りの適性があると、櫛部監督が期待していたランナー。小涌園まで他のランナーの追随を許さない快走で、順位を6位まで押し上げた。

    復路は6区菊地がブレーキとなり9位へ後退してのスタート。しかし7区山本、8区大石がいずれも区間4位の快走で、シード権争いから抜け出すことに成功した。9区中原と10区荻久保は無難に繋ぎ、見事3年ぶりにシード権を獲得した。


来年以降も、3年生を中心に経験者が8人残り、強い1年生や砂岡ら新入生の成長も楽しみなチームである。