第94回箱根駅伝総括〜城西大学〜
総合7位;城西大学(11:12:12)
往路6位(5:33:19)
復路8位(5:38:53)
1区
西嶋雄伸(2)
1:03:18(18)
2区
菅真大(4)
1:09:31(12)
3区
中島公平(3)
1:04:27(13)
4区
金子元気(3)
1:03:02(4)
5区
服部潤哉(3)
1:13:01(7)
6区
菊地駿也(1)
1:01:06(17)
7区
山本竜也(4)
1:05:04(4)
8区
大石巧(3)
1:06:39(4)
9区
中原祐仁(2)
1:13:14(15)
10区
荻久保寛也(2)
1:12:50(9)
予選会8位通過も、本大会に自信を持っていた城西大学。1区2区で中位をキープし、3区以降で順位を上げる、そして下級生が走る9区10区で再び粘り、シード権を確保したいと櫛部監督は考えていたが、見事にその戦略がはまった。
1区西嶋は区間18位もトップからわずかに1分差でつなぐと、全日本4区区間賞の菅が5人抜きで13位へ浮上。3区中島も帝京や法政と競りながら、2人を交わして11位。4区の金子は区間4位の好走で10位につけた。この時点で城西大は理想の駅伝レースとなっていたが、最大のサプライズは5区だった。5区を任された3年生の服部は、城西大史上最も山登りの適性があると、櫛部監督が期待していたランナー。小涌園まで他のランナーの追随を許さない快走で、順位を6位まで押し上げた。
復路は6区菊地がブレーキとなり9位へ後退してのスタート。しかし7区山本、8区大石がいずれも区間4位の快走で、シード権争いから抜け出すことに成功した。9区中原と10区荻久保は無難に繋ぎ、見事3年ぶりにシード権を獲得した。
来年以降も、3年生を中心に経験者が8人残り、強い1年生や砂岡ら新入生の成長も楽しみなチームである。