第94回箱根駅伝復路
第94回箱根駅伝速報号 2018年 02 月号 [雑誌]: 陸上競技マガジン 増刊
- 作者: 陸上競技マガジン編集
- 出版社/メーカー: ベースボール・マガジン社
- 発売日: 2018/01/11
- メディア: 雑誌
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襷ー駅伝から世界へーをご覧の皆様こんにちは!管理人の禅秀です。今日は第94回箱根駅伝復路の振り返り。6区からどうぞ!
<総合順位>
1.青山学院 10:57:39
2.東 洋 大 11:02:32
3.早稲田大 11:09:09
4.日 体 大 11:09:28
5.東 海 大 11:10:09
6.法 政 大 11:10:20
7.城 西 大 11:12:12
8.拓 殖 大 11:12:32
9.帝 京 大 11:13:26
10.中央学院 11:14:25
11.順天堂大 11:14:39
12.駒 沢 大 11:15:13
13.神奈川大 11:17:08
14.國學院大 11:18:06
15中 央 大 11:19:26
16.大 東 大 11:22:58
17.東京国際 11:22:59
18.山梨学院 11:23:24
19.国 士 大 11:26:42
20.上 武 大 11:32:42
Op.学生連合 11:40:02(参考記録)
<6区 区間賞:小野田勇次(青山学院)58:03>
先頭の東洋大 今西を追う、青山学院 小野田は芦之湯の最高点を過ぎると次第に加速。15キロ地点で今西を追い抜き首位に立った。後方では9位スタートの東海大 中島が4人抜き、12位スタートの帝京大 横井が5人抜きで追い上げる。東洋を逆転した小野田は区間記録からわずか2秒遅れの区間賞。区間2位の中島も58分台と好走した。シード争いでは、日体大・中央大がシード権外に堕ちた。
(通過順位)
1.青山学院 2.東洋大 3.早稲田大 4.法政大 5.東海大 6.拓殖大 7.帝京大 8.順天堂大 9.城西大 10.中央学院
<7区 区間賞:林奎介(青山学院)1:02:16=区間新記録>
青山学院 林は前半からハイペースで突っ込み、2012年に東洋 設楽悠太が樹立した区間記録を上回るペースで快走する。後方では早稲田 永山、駒沢 工藤らが不調からペースダウン。工藤は体のバランスを崩しながらも力走が続く。シード権争いでは11位に後退した日体大 住田が4人抜き。城西大 山本とのデッドヒートを繰り広げる。結局林は区間新記録の快走で、2位東洋とのタイム差を3分30秒にまで広げた。一方シード争いでは8位を走っていた順天堂大 清水が11位に順位を落とした。そして平塚中継所では、上武大学と学生連合チームが繰り上げスタートとなった。
(通過順位)
1.青山学院 2.東洋大 3.早稲田大 4.法政大 5.東海大 6.拓殖大 7.日体大 8.城西大 9.帝京大 10.中央学院
<8区 区間賞:下田裕太(青山学院)1:04:46>
先頭を走る下田は3年連続の8区。1997年古田哲弘(山梨学院)が樹立した区間記録の更新に挑む。後方では東海大 舘澤、日体大 山口、城西大 大石、中央学院 有馬が順位を上げ、シード権争いを有利に進める。一方で早稲田大 大木、拓殖大 白髪が順位を落とした。また11位を走る順天堂 野田は区間5位の好走で、シード権とのタイム差を縮める。そして戸塚中継所では、新たに山梨学院、国士大、大東大が繰り上げスタートとなった。
(通過順位)
1.青山学院 2.東洋大 3.東海大 4.法政大 5.早稲田大 6.日体大 7.城西大 8.中央学院
<9区 区間賞:清水勘太(早稲田大)1:10:30>
先頭を走る青山学院 近藤は最初で最後の箱根駅伝。4年間の想いを噛みしめて走る。後方では3位を走る東海大 湊谷を、法政大 磯田、日体大 室伏、早稲田大 清水らが猛追。清水は区間賞の活躍で順位を4位に上げた。また8区で10位に落ちた拓殖大は、9区中井が粘り、再び8位へ順位を上げた。一方鶴見中継所では、國學院大學の熊耳が残り3秒というところで繰り上げスタート。惜しくもたすきは繋がらなかった。新たに國學院、東京国際大が繰り上げスタートとなった。
1.青山学院 2.東洋大 3.東海大 4.早稲田大 5.法政大 6.日体大 7.城西大 8.拓殖大 9.帝京大 10.中央学院
2位を行く東洋大 小笹は、初の区間賞に向けて先頭の青山学院 橋間を追う。後方では6位の日体大 中川が法政大、東海大を交わして4位に浮上。前の早稲田を追いかける。そしてシード権争いは、スーパールーキーと言われながら、故障や難病と闘ってきた順天堂大 花澤が、10位中央学院 藤田との差を大きく詰める。
総合優勝は青山学院大学。戦前は苦戦が予想されたが見事に大会4連覇を達成した。2位は東洋大学。往路では圧倒的な強さを見せ、来年以降が楽しみなチームである。3位は早稲田大学。青山学院と同じく苦戦が予想されていたが、エース永山の不調を全員でカバーした。4位は日体大。強い4年生世代が輝き、4年ぶりの上位入賞となった。5位は東海大学。中島・舘澤の二年生コンビが快走するも、上級生が振るわず力を出し切れなかった。6位は法政大学。復路は6区から9区途中まで4位を死守。来年は更なる飛躍が期待できる。7位は城西大学。予選会は8位通過もしぶとい走りが続き、見事なシード獲得であった。8位は拓殖大学。復路は我慢のレースと岡田監督は語っていたが、6区硴野と7区石川、9区中井が粘り、最後は4年生苅田が笑顔でゴールテープを切った。9位は帝京大学。二年ぶりのシード権も満足できる結果とは言えなかった。10位は中央学院が14秒差を守り切り4年連続のシード獲得。高砂の欠場、チーム全体に油断があったと川崎監督は反省の色を見せていた。
1.青山学院 2.東洋大 3.早稲田大 4.日体大 5.東海大 6.法政大 7.城西大 8.拓殖大 9.帝京大 10.中央学院