襷―駅伝から世界へ―

2019年より、箱根・全日本・出雲を中心に大学駅伝情報を随時更新します。また今後は様々なジャンルのブログを開設予定です。

第94回箱根駅伝復路

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第94回箱根駅伝速報号 2018年 02 月号 [雑誌]: 陸上競技マガジン 増刊

襷ー駅伝から世界へーをご覧の皆様こんにちは!管理人の禅秀です。今日は第94回箱根駅伝復路の振り返り。6区からどうぞ!


<総合順位>

1.青山学院 10:57:39

2.東  洋  大 11:02:32

3.早稲田大 11:09:09

4.日  体  大 11:09:28

5.東  海  大 11:10:09

6.法  政  大 11:10:20

7.城  西  大 11:12:12

8.拓  殖  大 11:12:32

9.帝  京  大 11:13:26

10.中央学院  11:14:25

11.順天堂大   11:14:39

12.駒  沢  大   11:15:13

13.神奈川大   11:17:08

14.國學院大   11:18:06

15中  央  大   11:19:26

16.大  東  大   11:22:58

17.東京国際   11:22:59

18.山梨学院   11:23:24

19.国  士  大   11:26:42

20.上  武  大   11:32:42

Op.学生連合  11:40:02(参考記録



<6区 区間賞:小野田勇次(青山学院)58:03>

先頭の東洋大 今西を追う、青山学院 小野田は芦之湯の最高点を過ぎると次第に加速。15キロ地点で今西を追い抜き首位に立った。後方では9位スタートの東海大 中島が4人抜き、12位スタートの帝京大 横井が5人抜きで追い上げる。東洋を逆転した小野田は区間記録からわずか2秒遅れの区間賞。区間2位の中島も58分台と好走した。シード争いでは、日体大・中央大がシード権外に堕ちた。

(通過順位)

1.青山学院 2.東洋大 3.早稲田大 4.法政大 5.東海大 6.拓殖大 7.帝京大 8.順天堂大 9.城西大  10.中央学院 


<7区 区間賞:林奎介(青山学院)1:02:16=区間新記録>

青山学院 林は前半からハイペースで突っ込み、2012年に東洋 設楽悠太が樹立した区間記録を上回るペースで快走する。後方では早稲田 永山、駒沢 工藤らが不調からペースダウン。工藤は体のバランスを崩しながらも力走が続く。シード権争いでは11位に後退した日体大 住田が4人抜き。城西大 山本とのデッドヒートを繰り広げる。結局林は区間新記録の快走で、2位東洋とのタイム差を3分30秒にまで広げた。一方シード争いでは8位を走っていた順天堂大 清水が11位に順位を落とした。そして平塚中継所では、上武大学と学生連合チームが繰り上げスタートとなった。

(通過順位)

1.青山学院 2.東洋大 3.早稲田大 4.法政大 5.東海大 6.拓殖大 7.日体大 8.城西大 9.帝京大 10.中央学院 


<8区 区間賞:下田裕太(青山学院)1:04:46>

先頭を走る下田は3年連続の8区。1997年古田哲弘(山梨学院)が樹立した区間記録の更新に挑む。後方では東海大 舘澤、日体大 山口、城西大 大石、中央学院 有馬が順位を上げ、シード権争いを有利に進める。一方で早稲田大 大木、拓殖大 白髪が順位を落とした。また11位を走る順天堂 野田は区間5位の好走で、シード権とのタイム差を縮める。そして戸塚中継所では、新たに山梨学院、国士大、大東大が繰り上げスタートとなった。

(通過順位)

1.青山学院 2.東洋大 3.東海大 4.法政大 5.早稲田大 6.日体大 7.城西大 8.中央学院

9.帝京大 10.拓殖大 


<9区 区間賞:清水勘太(早稲田大)1:10:30>

先頭を走る青山学院 近藤は最初で最後の箱根駅伝。4年間の想いを噛みしめて走る。後方では3位を走る東海大 湊谷を、法政大 磯田、日体大 室伏、早稲田大 清水らが猛追。清水は区間賞の活躍で順位を4位に上げた。また8区で10位に落ちた拓殖大は、9区中井が粘り、再び8位へ順位を上げた。一方鶴見中継所では、國學院大學の熊耳が残り3秒というところで繰り上げスタート。惜しくもたすきは繋がらなかった。新たに國學院、東京国際大が繰り上げスタートとなった。

1.青山学院 2.東洋大 3.東海大 4.早稲田大 5.法政大 6.日体大 7.城西大 8.拓殖大 9.帝京大 10.中央学院 


<10区 区間賞:小笹諒(東洋大)1:11:09>

2位を行く東洋大 小笹は、初の区間賞に向けて先頭の青山学院 橋間を追う。後方では6位の日体大 中川が法政大、東海大を交わして4位に浮上。前の早稲田を追いかける。そしてシード権争いは、スーパールーキーと言われながら、故障や難病と闘ってきた順天堂大 花澤が、10位中央学院 藤田との差を大きく詰める。

 総合優勝は青山学院大学。戦前は苦戦が予想されたが見事に大会4連覇を達成した。2位は東洋大学。往路では圧倒的な強さを見せ、来年以降が楽しみなチームである。3位は早稲田大学。青山学院と同じく苦戦が予想されていたが、エース永山の不調を全員でカバーした。4位は日体大。強い4年生世代が輝き、4年ぶりの上位入賞となった。5位は東海大学。中島・舘澤の二年生コンビが快走するも、上級生が振るわず力を出し切れなかった。6位は法政大学。復路は6区から9区途中まで4位を死守。来年は更なる飛躍が期待できる。7位は城西大学。予選会は8位通過もしぶとい走りが続き、見事なシード獲得であった。8位は拓殖大学。復路は我慢のレースと岡田監督は語っていたが、6区硴野と7区石川、9区中井が粘り、最後は4年生苅田が笑顔でゴールテープを切った。9位は帝京大学。二年ぶりのシード権も満足できる結果とは言えなかった。10位は中央学院が14秒差を守り切り4年連続のシード獲得。高砂の欠場、チーム全体に油断があったと川崎監督は反省の色を見せていた。

1.青山学院 2.東洋大 3.早稲田大 4.日体大 5.東海大 6.法政大 7.城西大 8.拓殖大 9.帝京大 10.中央学院